- 公開日・更新日
- インストール対象機
- パーティショニング
- インストール
- 追加インストール
- アップデートマネージャから
- ソフトウェアマネージャーから
- 個別サイトから
- アプレットの追加
- 設定変更
- デスクトップ
- キーマップ
- 日本語入力システム
- Fcitx
- Mozc
- フォント
- パネル
- アプレット
- QRedshift
- Redshift
- カレンダー
- Chromebookもどき
- Webサイトをアプリ化する機能
- Notion
- TickTick
- Googleカレンダー
- Microsoft Office
- Amazon WorkSpacesにLinuxから繋げない
- デスクトップ
- YouTube視聴など
- やっぱり軽いPCがいい
- 最後に
公開日・更新日
- 2021/05/30 Sun. 公開
インストール対象機
- THIRDWAVE VF-AD4
- ドスパラのショップブランドの位置付け。
- シルバー基調の14インチディスプレイ(1902x1080・IPS系パネルっぽい)薄型PC。
- 入出力端子
- 筐体左側
- USB3.2 Gen1 Type-C(USB PDによる電源コネクタ兼用・DP Alt Mode非対応)x1
- USB3.2 Gen1 Type-A x1
- Micro HDMI x1
- 筐体右側
- USB2.0 Type-A x1
- ヘッドセット用端子(音声入出力対応)x1
- microSDカードスロット(SDXC対応)x1
- CPU:Celeron N4000
- メモリ:4GB
- ストレージ:64GB eMMC
- M.2 SATA SSD増設可能(2242/2260/2280対応)
- BISO(UEFI)設定画面呼び出しキー:Del
- 重量:1,287g(キッチンスケールによる実測値・増設SSD込み・ACアダプタ含まず)
なお、CPUにCeleronのようなゴミを搭載し、メモリがWindows 10時代にはカスな4GBに抑えられ、ストレージが64GBというクズなのにWindows 10 Proがインストールされて5万円未満で販売されているノートPCというものは、GIGAスクール構想での想定仕様を最低限満たして大人の事情だけで教育需要に食い込もうという意図によるもので、実際の利用者である児童生徒の快適性や勉学の効率など全く考えていないクソ製品なので、私はギシアンPC(GIGAスクール構想仕様安物PC)と呼称している。
当然ながら、このような仕様をGIGAスクール構想仕様として策定した文部科学省も木っ端役人の集合体だと見做している。そもそも「GIGA」ってなんだGIGAって。SoftBankのCMかよ。だっさ。
パーティショニング
今回は64GB eMMC内のWindows 10 Proを温存したまま、増設した250GB SSDにLinux Mintをインストール。
/dev/sda1 fat32 1,024MiB = 1.00GiB /* ブートローダ用 */
/dev/sda2 linux-swap 8,274MiB = 8.08GiB /* スワップ用 */
/dev/sda3 ext4 229,176MiB = 223.80GiB /* ルートパーティション用 */
インストール
インストーラに従って実施すれば何の問題も無いと思うので、特筆すべきことは無い。
私はあんまりアプリとかドライバをインストールしないし。
音楽はApple Musicに自分でCDで購入したものなど全て突っ込んで管理していたり(そもそもLinuxを常用するのをやめたのは、ディストリビューションが搭載する標準的な音楽管理ソフトがコロコロ変わって「ふざけんなーっ」てなってiTunesに人生を預けることになってしまったためだし)写真データなどもMacに集約しているので、Linuxマシンに多くのソフトウェアをインストールして管理が分散するような状態にはしない。
OpenOffice.org(現LibreOffice)も、前身であり商用ソフトであった頃のStar Office(国内でNECの商標とぶつかってしまいStar Suiteって名前で売ってた)をバージョンアップの度に購入してLinuxにインストールしていたりしたんだけれどもね。OfficeソフトもWeb化していったり、そもそも使われなくなっていくんじゃないかと思う。なおWordのスタイル機能はバグだらけのゴミ。使えば使う程バグを掘り出してしまう。
追加インストール
アップデートマネージャから
インストール用のISOイメージファイルが作成された後に更新されたパッケージ群が大量にある筈。
タスクトレイに当たる場所の「シールド(盾)」のようなアイコンに赤い丸が表示されて「見ろ見ろ」言ってくるので、そこをクリックしてアップデートマネージャを起動すれば、更新されたパッケージをインストールできる。
なお初回のアップデートの際、パッケージ群をダウンロードするサーバをミラーサイトに切り替えるか?という表示が為されている筈なので、そこをクリックして日本国内のより高速(インターネットに負荷を掛けず、ダウンロードも速い)なサイトに変更しておきましょう。
- メイン (ulyssa)
- Linux Mint独自のパッケージを提供するサイト。私はJAISTに変更。
- ベース (focal)
- Linux Mintの上流ディストリビューションであるUbuntuの20.04のFocal Fossaのパッケージを提供するサイト。私は理研に変更。
ソフトウェアマネージャーから
私の場合は以下を追加インストール。
- Joplin(マークダウンエディタ。クラウドドライブ経由で同期が可能)
- Typora(マークダウンエディタ。Joplinより画面構成が美しくタイプライターモードも持っている)
- GNOME Maps(Open Street Mapプロジェクトの成果物を利用する「自由な地図」アプリ。とりあえず入れてみた)
- Google Earth(別にGAMA嫌いじゃないし。なお「F」って何?Facebookとか知らない。Celeronでも素早く動く。Windows 10が重いだけなんやね。ボケナスMicrosoft。)
個別サイトから
ソフトウェアマネージャーに登録されていないソフトウェアをインストール。
- Google Chrome(別にGAMA嫌いじゃないし。なお、Googleは邪悪である。それを前提に利用すれば特に問題は無い。)
- Google ChromeのWebサイトで64-bit Linux用の.debファイルを選択すると、Linux Mint上で勝手にGDebiパッケージマネージャが起動してくれて、あとはお任せインストールができる。楽々。特に書くことは無い。
- 規定のブラウザにはしないが、統計情報は送りまくってあげる。
- Linux Mintメニューの「インターネット」カテゴリに「Google Chrome」が追加される。
- Googleアカウントで同期すると、勝手にLinux Mintメニューに「Chrome アプリ」というカテゴリが勝手に作成されて、その中に他の機材でインストールしたZoomもインストールされる。そういうところだぞ。
- Amazon WorkSpacesクライアント(別にGAMA嫌いじゃないし。楽天の方がずっと嫌い。)
- 以下のWebサイトに、Amazon WorkSpacesクライアントのソフトウェアソース情報を書き加えるコマンドやオプションが記載されているので、コピペで実行すればOK(AWSを信用しているならば)。
- Amazon WorkSpacesクライアントはLinux Mintメニューの「インターネット」カテゴリに登録される。
- なお、素直には繋がらない。後述。
アプレットの追加
Linux Mintには、この頃はやりの夜間モードお尻が小さいかどうかは知らない(ネタがおっさん)が標準では搭載されていない。タスクトレイ的なところに常駐する形で夜間モードを実現するアプレットが2つあるので、お好みに応じて。
なおアプレットは、タスクバー的なパネルで右クリックして表示されるコンテキストメニューでアプレットをクリックしたり、Linux Mintメニューで「設定」カテゴリから「アプレット」をクリックすると、管理ウィンドウが表示されるので、その中の「ダウンロード」ボタンから行なう。
- QRedshift
- まぁこちらを選んでおけば良いかと。自動的に現在地を取り込んでくれる。
- 但し、パネルを縦位置にすると使えなくなる。
- 設定は後述。
- Redshift
- パネルを縦位置にしても使える。
- 但し、自分で緯度経度を入力する必要がある。また色が変化する際に画面全体が何度も書き換えられて明滅する。ひでぇ。
- 設定は後述。
設定変更
デスクトップ
私はデスクトップに何かアイコンが表示されているという状態が大嫌いなのだ。何しろ「デスクトップ」なんである。仕事や作業をするならば先ず机上を整理しよう。話はそれからだ。
ということで、他人様のPCの画面を見せてもらった時に、アイコンが大量に並んでいると、いや場合によっては自動整列させずにアイコン間の感覚も揃っていないような状態であったりすると、集合体恐怖症を刺激されて「うわっ、きったなっ」とか口にしてしまうんである。こういう点で遠慮はいらないと思う。デスクトップにアイコンが散乱している人で、目指すフォルダやドキュメントを素早く探し当てて開けている人を見たことが無い。
とはいえ、私もMacのデスクトップに一つだけ表示させることを選択している種類のアイコンがある。それはアンマウントが必要な外部ディスクの類いであり、自らへの注意喚起のためだ。デスクトップじゃなくてDockに表示させろだせぇ、とは思っているのだけれど、今後に期待しておく(画面上部にメニューバーを貼り付け続けるダサOSなので無駄な期待にも思えるが)。
以上のような背景から、Linux Mintでもマウントした外部ディスク以外は表示されないようにする。
Linux Mintメニューで「設定」カテゴリの「デスクトップ」をクリックする。
「デスクトップアイコン」というカテゴリで、「マウントされたドライブ」以外を無効に変更する。
キーマップ
MacのJISキーボードの何が素晴らしいって、スペースキーの両側というスペシャル一等地に「かな」「英数」キーが並んでいることと、「A」キーのすぐ左側というエクスクルーシブ一等地にcontrolキーが置かれていることなんである。USキーボードを使ってる奴はアホなんじゃないの?とYouTubeのコメントやTwitterでは呟かないけれど、こういう誰も見ていないところでは言う。USキーボードをわざわざ選んでいる奴は自ら肥溜めに飛び込んでいくスタイルなのか。キートップにひらがなが書かれているのかダサい?だったらお前が書く日本語文章はダサいのか。ひらがな含まれてるもんなぁ?英語だけ使ってろ。
さて、Windows PCというか、別にWindowsだけ使うためのものではないので単なるPCで良いのだけれど、そのPCのJISキーボード(OADG準拠だとか色々規格としては面倒そうだが)のクソッタレなところは、「A」キーの横のエクスクルーシブ一等地がCaps Lockであることなんである。使う機会が無いとは言わないが、まぁ普通は使わない。寧ろ誤操作の元。設計した奴の頭は納豆詰まってんのか。
ということで、Caps LockをCtrlキーに変更する。Caps LockとCtrlを交換するとか甘いことはしない。Caps Lockキー機能自体を自機から排除するんである。
Linux Mintメニューで、カテゴリには下りずにFirefoxやソフトウェアマネージャーなどと並んでいるアイコンの中から「システム設定 コントロールセンター」を起動する。このシステム設定の中に「ハードウェア」というカテゴリがあるので、そこに含まれる「キーボード」をクリックする。
新しいウィンドウが開くので、「レイアウト」ボタンを押す。更に右下の「オプション...」ボタンを押下する。すると、「キーボードレイアウトのオプション」という日本語英語混じりの設定画面が表示される。同じような設定が並んでおり、同時設定した場合や矛盾し合う設定を投入した場合にどうなるのかは試していないけれど、今回目指すべきは下記一箇所でOK。
- Caps Lock behavior
- デフォルトという設定を Caps Lock is alos a Ctrl に変更して、ウィンドウを閉じる。
なお、Caps LockやCtrlに関する設定が複数この「キーボードレイアウトのオプション」には見られる。みんな困ってるんじゃん。
日本語入力システム
Fcitx
Linux Mintメニューから「設定」カテゴリに下り「Fcitx 設定」を選択する。
- 「全体の設定」タブ
- Show Advanced Options:有効に
- 「ホットキー」タブが現れるので
- 入力メソッドをオンに:「空」と書かれたボタンを押して、「変換」キーを押して「Henkanmode」に変える。
- 入力メソッドをオフに:「空」と書かれたボタンを押して、「無変換」キーを押して「Muhenkan」に変える。
これでMacのJISキーボードのような、そして最近Microsoftが私の真似をしてSurfaceに搭載し始めたような、日本語入力システムに関する素晴らしい使用感が実現される。
Mozc
Linux Mintメニューから「設定」カテゴリに下り「Mozc の設定」を選択する。
- 「一般」タブ
- 「基本設定」カテゴリ
- 「スペースの入力」:「入力モードに従う」を「半角」に変更する。
全角空白(マルチバイトスペース)を入力したければ、日本語入力システムを有効にしてShift+Spaceすれば良いだけ。
空白文字のような間違い易い不可視文字は、入力のタイミングから自分で制御しよう。
フォント
全体的に文句は無いのだけれど、ところどころ変じゃない?
Linux Mintメニューで「システム設定 コントロールセンター」を起動。「外観」というカテゴリの中に「フォントの選択」があるので選択。Ubuntuフォントが何を指しているのか、指すものの実体が無かった場合に何が代替フォントとして利用されるのか分かっていないけれど、明確にNotoフォントファミリーを指定しておくようにする。
- 規定のフォント:Ubuntu Regular 10 → Noto Sans CJK JP Regular 10
- デスクトップのフォント:Ubuntu Regular 10 → Noto Sans CJK JP Regular 10
- ドキュメントのフォント:Sans Regular 10 → Noto Sans CJK JP Regular 10
- 等幅フォント:Monospace Regular 10 → Noto Sans Mono CJK JP Regular 10
- ウィンドウタイトルのフォント:Ubuntu Medium 10 → Noto Sans CJK JP DemiLight 10
なお、NotoフォントファミリーのNotoとは、「No more Tofu」の意味。Googleが作成・公開してくれているありがたいフォントファミリーなのだけれど、何故ここに「豆腐」という日本語が?という。
昔話になるけれど、特にJavaアプリ・アプレットなどでJavaVMが読み込むフォント設定ファイルの記載が、動作OSのフォント搭載状況と合致していなかった場合、表示できない書体を□(実際には縦長の□)で表現することが多く、その状態を日本人達が「豆腐」と称して嘆いていたのです。そんなことが起きないように、書体が揃ったフォントファミリーを作ってやろう、というGoogleのありがたい思し召しがNo more Tofu。こんなところに日本語の欠片が残っているのが面白いな、と思うのです。
まぁ、豆腐って健康食としてアメリカでも人気だしね。冷や奴にミョウガが合う、って思うようになったらオッサンだよ。
パネル
パソコンの画面は大抵横長の「ランドスケープ」構図になっている。つまり縦方向が短辺になっているということ。ただでさえ縦方向には表示情報量が少なくってしまう、という状況なのである。
それなのに。何故タスクバーだのメニューバーだのDockだのを下辺や上辺に置いて、ますます縦方向にプレッシャーをかけるのかね、WindowsもmacOSも各種デスクトップ環境も。アホか。NEXTSTEPでは右辺に縦方向にドックが並んでいたのに、Mac OS Xになってから腐ってやがる。
ということで、Linux Mintでも右に倣え寄らば大樹の陰で下辺に貼り付いてるパネルを、左辺に移動する。
パネル上に、アプレットもアプリアイコンも表示されていない空の領域が必要なのだけれど、そこで右クリックして「移動」を選択する。
すると、現在のパネルが下辺にあるとしたら、上辺・左辺・右辺を選択できるようになる。今回は左辺を選べばおしまい。
アプレットで縦方向に対応していなかったり、カレンダーアプレットの日付時刻表示が曜日しか見えなくなってしまう、などの問題があるので、次の項で修正する。
なお、Linux Mintのパネル(正確にはCinnamonデスクトップ環境のパネルと言うべきか)では、アプリアイコンが混雑し始めるとアイコン自体を縮小して全表示を続けてくれるので便利。パネルを左辺で縦方向とした場合、アイコンは縦方向にのみ圧縮されて表示される。
アプレット
QRedshift
アプレットアイコンの上で右クリックすると「設定..」など表示されるので、そこから設定画面を起動する。
なお、パネル縦位置には非対応なので、削除せざるを得なくなる。
- Options
- Enabled:有効に
- Show Label:無効に(有効にしておくとご丁寧に今の色温度をパネル上に表示してくれる)
- Day Settings
- Temperature(K):6500に(テキトーに色温度選んでます)
- Night Settings
- Night Enabled:有効に
- Use Manual Night Time:無効に(Locationで位置情報を取り込んで時間を決めてくれます)
- Temperature(K):5900に(テキトーに色温度選んでます)
- Location
- Update Locationボタンで現在位置を取得。
Redshift
QRedshiftが縦位置パネルに非対応であるので、代わりにこちらを利用。レビュー・評価でもQRedshiftの方が圧倒的に良い。確かに。
Redshiftの設定は、アプレット上での右クリックより、Linux Mintメニューの「設定」カテゴリから「アプレット」を選択し、アプレットウィンドウの中でRedshiftの歯車ボタンを押下して設定ウィンドウを表示させた方がやりやすい。
また位置情報を自動的には取り込んでくれないので、自分で緯度経度を入力する必要がある。とりあえず東京駅の緯度経度を突っ込んでみたよ。
- Redshift configuration
- Redshift Day colour temperature (K):5500 → 6500(Redshiftが、起動したら画面を暖色にシフトする、というツールなので、標準状態から色温度が低過ぎる。要修正。)
- Transition between day and night configuration
- Redshift Night colour temperature (K):3500 → 5900
- Latitude(緯度):35.681410475121154
- Longitude(経度):139.76714625617893
カレンダー
横位置前提のカレンダーアプレットでは縦位置での日時表示がうまくいかない。
デフォルトでは
%A, %B, %H:%M
となっているので、
%y/%n%m/%n%d%n(%a)%n %H%n%M
に変更する。カッコイイかどうかは別問題。
変数の意味は以下のWebサイトに記載があります。
%nで改行できたり、空白やスラッシュやコロンをそのまま表示できるので、カスタマイズし易いです。
Chromebookもどき
Webサイトをアプリ化する機能
Linuxディストリビューションの一つであるPeppermintでは顕著なのだけれど、Webアプリが提供されているサイトを個別に起動したWebブラウザを通じてアプリにように見せる機能が一般化しつつある。Chromebookは丸ごとそういう思想であるわけだけれど(ChromebookはAndroidアプリに対応して便利になった反面、「なんでもWebアプリでやるんじゃい」という尖った性格を失ったようにも思う)。
で、そういう機能がLinux Mintにも用意されている。
なお、ブラウザはFirefoxでも後からインストールしたGoogle Chromeでも使えるのだけれど、Chromeインストール直後は選択肢に出てこなかったので、一度Linux Mintの再ログインか再起動が必要。
Webサイトをアプリ化するには、Linux Mintメニューから「インターネット」カテゴリに下りて「ウェブアプリ」を起動する。ここに、WebアプリのURLや利用するためのブラウザを指定すれば良い。
なお、Webブラウザは通常のFirefoxやChromeとは独立したセッションで起動することになるため、FirefoxアカウントやGoogleアカウントへのログインや同期は都度個別に行なう必要がある。
ウェブアプリの登録は簡単に行えるのだけれど、登録後に変更できない設定があるため、削除・再登録せざるを得ない。工数が掛かるものではないので良いけれど。
追加や削除は、ウェブアプリウィンドウ下部の「+」や「ー」のボタンで行なう。
アプリ化したWebサービスはLinux Mintメニューに個別に登録され、またパネルへのピン留めも可能になる。
Notion
- 名称:Notion
- アドレス:https://www.notion.so/
- アイコン:アドレス入力覧の右側のボタンを押すとFavicon?をダウンロードしてくれるので、それを入手して登録する。
- カテゴリ:Linux Mintメニューでのカテゴリのこと。JoplinやTyporaが「オフィス」なので、「オフィス」に。
- ブラウザー:Firefox
- ナビゲーションバー:無効のままにしておく。有効にするとURLエリアなどのバーが表示されるんじゃないかと思う。未確認。
TickTick
- 名称:TickTick
- アドレス:https://ticktick.com/
- アイコン:Faviconを指定。
- カテゴリ:「カレンダー」が「オフィス」なので、「オフィス」に。
- ブラウザー:Firefox
- ナビゲーションバー:無効のまま。
Googleカレンダー
- 名称:Googleカレンダー
- アドレス:https://calendar.google.com/
- アイコン:Faviconを指定。
- カテゴリ:「カレンダー」が「オフィス」なので、「オフィス」に。
- ブラウザー:Chrome
- 独立プロファイル:有効のまま。無効にすると、Webブラウザとして起動したGoogle Chromeと同一視され、アイコン設定が無視されてパネル上もChromeにまとめられてしまう。
Microsoft Office
- 名称:Microsoft Office
- アドレス:https://www.office.com/
- アイコン:Faviconを指定。
- カテゴリ:LibreOffice群が「オフィス」なので、「オフィス」に。
- ブラウザー:Chrome(Teamsなど一部がFirefox非対応でChromeかEdgeを前提としているため)
- 独立プロファイル:有効のまま。
なお、最初の「Microsoft Office ホーム」画面はURLバーやタブバーが表示されないChrome上に表示されて「いかにもアプリ」なのだが、そこから個別のOfficeアプリを起動しようとしたりファイルを開こうとすると、タブバー・URLバー付きのChromeが別ウィンドウで開いてしまうので、ちょっとかっこ悪い。なんとかならんかな。
Amazon WorkSpacesにLinuxから繋げない
私はAmazon WorkSpaces上にWindowsの仮想マシンを一つ確保しており、M1後のMacでもWindowsを使える環境を整えているのだけれど(なお、M1はThunderboltコントローラが2つまでしか搭載されておらず、メモリまで統合したせいで上限が16GBに抑制されてしまったゴミCPUなので、買う価値は全く無いと思っている。M1搭載iPad ProやM1搭載iMacに興奮する意味が分からない。お仕事で「美味し〜い」って嘘言ってる食レポと一緒で、本当の価値分からず旨い旨い言ってるだけじゃねーの?「今、速い」なんてことはコンピュータの世界ではイノベーションでもなんでも無い。ただの売り文句。今後M1XだかM2だか知らないけれど、早々にゴミから脱してARMアーキテクチャに移行した意味・CPU製造まで垂直統合した意味を世に示さなければ、Mac使うのやめるぞコラ)、Linux MintにAmazon WorkSpacesクライアントをインストールしたら繋がらない。おい…。
Amazon WorkSpacesに接続するためには、先ずクライアントに「登録コード」を投入し、それがパスしてからユーザ名とパスワードを入力することになる。
ところが、登録コードを入力して送信したら、
登録できません。 このデバイスには WorkSpace にアクセスする権限がありません。管理者にお問い合わせください。
とか表示されて接続できないわけですよ。いやこのWorkSpaceの管理者私だけど、接続禁止した覚え無いよ?
AWSのドキュメントを漁っていると、どうやらLinuxクライアントからはデフォルトでWorkSpaceに接続できない設定になっているとのこと。なんでや。
で、次に、Linuxからの接続を許可する設定がどこなんだかが分からない。
まぁ、次のようすれば簡単にアクセス許可できるんですけどね。
WebブラウザでAWS WorkSpacesのコンソールに接続して、
- 左側メニューで「ディレクトリ」を選択。(先ずここに至るまでにつまずいていた…)
- 対象ディレクトリを選択して
- 「アクション」ボタンを押下してプルダウンリストから「詳細の更新」を選択。
- 「アクセス制御のオプション」エリアをクリックして広げる。
- 「その他のプラットフォーム」で「Linux」が(何故か敢えて)選択されていないので選択する。
- 右下の「更新と終了」ボタンを押下する。
この設定により、登録コードが通り、ユーザ名とパスワードで仮想マシンの起動や接続が可能になります。
デスクトップ
このような感じで、パネルには以下のアプリをピン留めしています。
- ソフトウェアマネージャー
- 端末
- ファイルマネージャー
- システム設定
- Googleカレンダー(Webアプリ)
- Firefox
- Google Chrome
- テキストエディタ
- Joplin
- Notion(Webアプリ)
- TickTick(Webアプリ)
- Microsoft Office(Webアプリ)
- Amazon WorkSpacesクライアント
- スクリーンショット
YouTube視聴など
YouTubeの視聴などは、AppleTV+に加入していたりAmazon Prime Videoでアニメ見たりしているので母艦のMacで行なうことが多いのだけれど、やはり動画視聴や音楽視聴ができると嬉しいのがデスクトップ環境としてのPC。
ギシアンPC(GIGAスクール構想仕様安物PC)にはスピーカーはろくなものが載っていないため、Web会議くらいにしか使えないのだけれど、Bluetoothが普通に使えるのが最近のLinuxの良いところ。
もう販売終了品で同等品を新規購入できるかどうは未調査ですが、私は下記のBluetooth A2DPプロファイルでの音声受信と光デジタル出力が可能なELECOM LBT-AVWAR700という製品を使っていて、そこそこのアンプとスピーカーに音声を飛ばせるようにしている。
こういう製品と組み合わせて、スピーカーがウンコなノートPCでも良い音でYouTubeを視聴できたりする。
手軽で便利な時代になりました。
過去への郷愁は、あまり好きじゃないんだ。
やっぱり軽いPCがいい
さて、ドスパラのギシアンPC、重量が1,287gです。14インチでギシアンPCでこの重量は頑張っている方だと思いますが、昨今の軽量PCと比べるとやはり見劣りします。1kg前後には絞りたいところ(Macの重さってなんなんだろうね)。
で、割と私はdynabookが好きでして、特に法人向けにしか展開していないU63シリーズは名作だと思っているのです(1kg切ってMIL規格準拠で2-in-1でタッチパネル付きのVシリーズも名品だと思いますが)。
何しろU63はThunderbolt端子を2つ持ち重量が1kgちょい。新古品や中古品で入手するチャンスがあったので、2台持っていたりします。第8世代Core i5で8GBメモリ。U63/Jが1,063gでU63/DNが1,040gで変な差があったり、そもそもJとDNの差ってなんなんだ?と国内メーカーの法人モデル展開はよく分からんのですが。
顔認証カメラを搭載しているとはいえ太くてダサい額縁だったり、この筐体サイズなのに左右のコネクタとの干渉のためにキーに一部幅が狭い部分があったり、手放しに褒められる設計でもないのですが、Linuxも(intelの貢献だと思いますが)Thunderboltに普通に対応しているらしい昨今、こいつにもいずれLinuxを入れてみるかな、と考えているところ。DNの裏蓋を開ける機会があって(中央のゴム足に一つネジが隠れているので注意)、メモリを8GB増設して16GBにできそうな気配も嬉しい。
最後に
ノートPCでLinuxというのは昔は鬼門でしたが、今は楽々。
さすがに顔認証・指紋認証デバイスは使えませんが、WebカメラくらいならOK。カメラ付きノートPCが珍しかった頃は、Linuxでは使えないのが当たり前でしたが。
古めのノートPCやギシアンPCを持て余していたら、お試しくださいな。
本当に最後の最後に気付いたけど、メールのこと何も考えていなかった。メールはスマホで対応しましょう。うん。Gmailのアカウントを複数持っていたり、プロバイダやホスティングサービスのメールアドレスもあったりで、面倒なのよ。
以上